毎日洗っているのに頭皮がベタベタ【脂質異常症】が原因かも?!

 

「髪を洗ったばかりなのに、頭皮がベタベタしてしまう」

そんなお悩みを抱えている方は多いです。

しかしその原因は様々なものがあり、人それぞれで同じものではありません。

そんな原因の1つに【脂質異常症】という病気があります。

どんなに頭を洗ってもすぐにベタベタしてしまう、シャンプーを変えても改善しないという方は、こんな病気が原因かもしれません。

脂質異常症とは?

脂質の代謝がうまくいかず、皮脂を大量に供給してしまう症状です。

●LDL(悪玉)コレステロールや中性脂肪(トリグリセライド)が必要以上に増えてしまう。

●HDL(善玉)コレステロールが減ってしまう。

というような状態の場合、脂質異常症が疑われます。

過剰な脂質を体外へ出す為に皮脂を過剰に分泌してしまうのです。

2014年の厚生労働省の調査によると脂質異常症の患者数は206万人とも言われており、年々増加しています。

高齢者に多いと言われていますが、若く手も体の機能異常により起こる可能性があります。

脂質異常症の症状とは?

実は多くの場合、特にこれといった症状が現れることはありません。

健康診断で「コレステロールの数値が高いですよ」と言われても自覚症状がない場合、放置してしまっている方も多く、このような頭皮のベタつきの原因がそこから来ていると思われていない方も多いようです。

しかし気がつかないうちに動脈硬化が進み脳梗塞や心筋梗塞などが起こる可能性があるため、頭皮のベタつきは実は体のサインかもしれないのです。

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脂質異常症の原因とは?

過食や運動不足による肥満や、喫煙や過度なアルコール摂取、ストレスなどが原因とされています。

原因1:生活習慣の乱れ

特に内臓に脂肪がたまる肥満の場合、LDL(悪玉)コレステロールや中性脂肪が多くなり、HDL(善玉)コレステロールが少なくなりやすい傾向にあります。

原因2:遺伝

家族性高コレステロール血症と呼ばれているタイプがあります。

これは生活習慣の乱れによるものと比べ悪玉コレステロール値が高く、動脈硬化を起こしやすいと言われています。

アキレス腱黄色腫というコレステロールの沈着による脂肪のかたまりが手や足の腱や皮膚にできたり、角膜輪というコレステロールの白い色素が黒目の淵に沿って沈着して見えることがあります。

ご家族や血縁者にこの脂質異常症や心筋梗塞を起こされている方がいる場合、遺伝されている可能性があるため、1度検査をされてみてはいかがでしょうか?

原因3:ホルモンの分泌異常

甲状腺機能低下症や、副腎皮質ホルモン分泌異常などのホルモンの分泌異常が原因の可能性もあります。

原因4:その他疾患

糖尿病や腎臓病など、その他の疾患が原因で起こる可能性もあります。

原因5:薬によるもの

ステロイドホルモンや避妊薬などの薬による可能性もあります。

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脂質異常症の改善策は?

●食事療法
●運動療法
●体重管理
●禁煙

などの生活習慣の改善が主な改善策に繋がります。

食生活の改善方法とは?

●ビタミンB群やビタミンCの摂取

ビタミン類には皮脂量をコントロールする働きがあります。

しかし皮脂をコントロールするのに必要なビタミン類は水溶性のため、毎日の食事から摂取しないと留めておくことができません。

食事で摂取するのが難しい場合はサプリメントなどで補うといいでしょう。

●糖質の過剰摂取に注意

欧米人の食事には肉や乳製品が多く、そのような動物性のタンパク質や脂質を大量に摂取していることで皮脂腺は発達します。

日本人の食生活も欧米化が進み皮脂腺が大きくなって来ているため、より皮脂の出やすい体になって来ているといわれています。

糖質(炭水化物)抜きダイエットなどが流行っていますが、糖質は皮脂の分泌にも影響しているため過剰摂取は注意が必要です。

糖質の代謝にはビタミンB群が必要ですが、野菜の摂取不足などによってビタミン不足になると皮脂を抑制することができなくなってしまいます。

また摂り過ぎた糖質は中性脂肪になるだけでなく、皮脂として体外へ排泄されてしまうのです。

●皮脂コントロールに必要な栄養素をうまく摂りこむ

・ビタミンC(緑黄色野菜、果物など)
代謝を高める

・ビタミンB2(緑黄色野菜、魚など)
脂肪の代謝を促進し、皮脂の分泌を抑制する

・食物繊維(緑黄色野菜、果物、海藻など)
便秘を解消することで余分な脂肪や糖質を体外に排出する

・DHA,EPA(サバ、イワシ、サンマなどの青魚など)
中性脂肪やコレステロールを下げ、脂肪の代謝を高める

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●皮脂分泌を盛んにするものの摂取を避ける

・甘い物
・油物
・飽和脂肪酸を多く含むバター
・ラード
・肉類
・ショートニング

などは皮脂の分泌を盛んにするものなので摂取は控えた方がいいです。

●疲労回復

内臓と皮膚の関係は非常に深く、体の疲労だけでなく飲み会続きなどで内臓が弱っていると皮脂の分泌も盛んになってしまいます。

 

運動や禁煙がためらわれる方は、まずは食生活の改善をされてみてはいかがでしょうか?

甘い物や揚げ物、肉類、ごはんなどの量を減らし、代わりに緑黄色野菜を蒸し焼きにしたりお鍋にするなど、それだけで多少の効果が期待できます。

頭皮のベタつきを治すには、その原因であるものを改善しないといくら頭皮を洗ったりシャンプーを変えるだけでは改善が見込めません。

また脂質異常症は動脈硬化や心筋梗塞の原因にもなるため、早めの処置が必要です。

心配な場合は病院で血液検査をし、医師の診断を受けることをおススメします。

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