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何をやっても髪がパサつく!【髪のパサつきが実際に改善された方法】とは?

髪がうねり出したり、アホ毛ができたり、とにかく髪がパサつく!!
なんて感じたことはありませんか?
ヘアカラーやパーマ、縮毛矯正などを継続していると感じることが多いですが髪によくない事は何もしていないのに何でこんなに広がるの?
と、お嘆きの方も多いです。
シャンプー前はちゃんとブラッシングもしているし、シャンプーもよく洗い流している、毎日ちゃんとトリートメントもして、洗い流さないトリートメントもしているのに、それでも一向に髪のパサつきが改善されない!!
と、いう方に、美容師がオススメする【実際に改善された方法】をご紹介します。

目次

改善方法1:温めのお湯で

私もロングヘアということもあり、髪のパサつきには随分悩まされていました。
しかも縮毛矯正にヘアカラーの繰り返し
これで髪がパサつかないはずはない!!
というくらいに髪には負担をかけまくりの毎日。
1番パサついたのがやはりブリーチをした時です。
ブラシをかけてもひっかかる。
毎日トリートメントをしてもそれでもドライヤーで乾かすとすぐにパサパサ。
そして髪が広がれば広がるほど、それを落ち着かせようとヘアアイロンをかける…。
ダメージへの悪循環。
そんな私が、まず実践して多少効果を感じたのが、この「温めのお湯」です。
それまで寒い冬などは特にシャンプーをする際も42度、下手したら44度にも届きそうなくらいのお湯加減で洗っていました。
しかし、髪っていうのは温度にすごく敏感です。
もっと温度が高くなるヘアアイロンやドライヤーなどにも耐え忍んでいる髪ですが、シャンプー時の温度というのはまたわけが違います。
髪は濡れているとキューティクルが開いちゃうんですっ!
髪っていうのはそのほとんどが「ケラチンタンパク質」というので出来ています。
通常は周りにキューティクルがあって、守られているので、高温のヘアアイロンを当てても、実は多少防御できています。
もちろん髪が傷み過ぎていると、キューティクルが剥がれてしまうために髪の内容物質が外に流れ出し、毛髪内部はスカスカ~なんていう状態ですが。
髪が濡れている時はキューティクルが開いているため、高温のお湯を当てるとダイレクトに毛髪内部のケラチンタンパク質にダメージが与えられるため、髪のパサつきはシャンプーをすればするほど、お湯で流せば流す程、余計パサつかせてしまっているという原因を作ってしまっているのです。
しかし、だからといって、水では寒いし髪の汚れも落ちません。
と、言うことで適切な温度は「37~39度前後」のちょっと温めと感じる程度が最適です。

実際に温めのお湯で洗うようになってから、多少髪のパサつきが抑えられた感じがしました。

改善方法2:シャンプー

実はこの「シャンプー」で、かなりパサつき具合は変わってきます。
どんなものでも一緒だろうと思っていたら大間違いです。
シャンプージプシーを繰り返していた私。
これまでありとあらゆるシャンプーを試してきました。
そんな私が、これは!と感じたシャンプーをセレクトしてご紹介したいと思います。
もちろん髪質やその人その人の個人によって向き不向きはあるので、万人向けではないと思います。
が、私と一緒(縮毛矯正やヘアカラーの繰り返しでパサつきがひどいロングヘア)の方には向いているものだと思います。

シャンプーを選ぶ際、何を気にして買われていますか?
匂い?手触り?価格?でしょうか?
実は髪のパサつきでお悩みの方に1番気にかけて欲しいのが「洗浄力」です。
洗浄力は何で見分けるかというと、シャンプーボトルやケースの裏面辺りに記載されている成分表に書かれている「界面活性剤」で見分けることができます。
よく強い洗浄成分で使わない方がいいと言われているもので有名なのが「ラウリル硫酸Na」や「ラウレス硫酸Na」ですが、これも界面活性剤です。
大抵、記載順は一番多く含まれているものから先に書かれていることが多いです。
と、言うことで大抵は一番最初に「水」という言葉だと思います。
そして、その次辺りに記載されているものが、大抵は界面活性剤と言うことが多いです。
まずは今ご自分で使っているシャンプーのボトルやケースをご覧になってみてください。
もちろん「洗浄力が強い=悪いシャンプー」だと思ってもらっては困ります。
なぜかと言うと、洗浄力が強い方が向いている頭皮の方がいると言うことです。
その証拠に、市販のメンズシャンプーなどには大抵、先ほど言った「ラウリル硫酸Na」や「ラウレス硫酸Na」が記載されているものがほとんどです。
これは、男性は女性に比べ皮脂量が多いため、洗浄成分が強いものでないと皮脂が毛穴に詰まりやすく、脱毛や薄毛などの原因になりかねないためです。
もちろん男性だからと言ってみんながみんな皮脂が活発というわけでもなく、頭皮が敏感な方や皮脂量が少ない方もいるのですべての男性が洗浄力の強いものを使った方がいいというわけではありませんが。

ある時ビックリしたのが、女性用のシャンプーにもこの「ラウレス硫酸Na」が使われていたことがありました。
しかも記載順が一番先。
次に水。
そして次が「ラウリル硫酸Na」と、この強いと言われている界面活性剤が2つも入っていました。
しかし洗い心地は悪くはありません。
もちろんキシキシもしない。
でもそれはなぜかと言うと、その他の成分にはやたら保湿成分や油分、花のエキスなど満載で「洗浄力は強いけど潤わせる」というようなシャンプーでした。
スッキリ感が欲しかったり、頭皮のニオイが気になるような方には向いているものですが、髪がパサつくロングヘアには不向きでした。
また、このように洗浄成分が強いとヘアカラーの色落ちも早くなり、ヘアカラーの間隔も短くなっていくという悪循環に陥ります。

では、どのようなものが書かれているといいのか?
というと「ココイル加水分解コラーゲン」や「ココイルグルタミン酸」「ラウロイルグルタミン酸」などが一般的に洗浄力が弱めのものとして有名です。
「ココイル」と書かれているものを目安にするといいのではないでしょうか?

そこでオススメのシャンプーがコレ。

オススメ1:「ハホニコリタシャンプー」

1回髪につけて感じるとは思いますが、3日~1週間続けて使ってみてください。
劇的な変化を感じるのではないかと思います。
私がこのシャンプーに感じたのは「ストレート感」です。
これまで毛先にコテを当ててカールをするときがあったんですけど、26mmのアイロンを使っていたので朝巻いても夜までカールがキープされていました。
ところがこのシャンプー&トリートメントを使い始めて、コテを同じように巻いてもとても夜までは持たない。
ストレートに戻ってしまうんです。
指通りや潤い感、そしてこのストレート感。
こんな感じを受けたシャンプー&トリートメントは初めてです。
ハホニコリタシャンプーは2種類。
「ハホニコリタシャンプーCS」と「ハホニコリタシャンプーKH」
CSは「ココイル加水分解コラーゲンK」という界面活性剤を使用。
コラーゲンを与えることで髪に潤いとツヤをもたらします。
KHは「ココイル加水分解ケラチンK」という界面活性剤を使用。
ケラチンでボリュームのない髪にハリやコシを補いうことができます。
ちなみに私が使っているのはCSの方です。


他にもカラー持続サポート成分(カラーの色落ち防止で成分)として「シルク系多機能ハイブリッドポリマー」や「ヘマチン」が配合されています。
ヘアカラーの色持ちを良くし、髪の強度を改善、補修効果やツヤ感の向上、そして保湿などの効果が期待される成分です。
更に髪の保湿・補修成分として「シア脂」「加水分解コラーゲン」「油溶性コラーゲン」「クレアチン」「11種類の天然由来植物オイル」などが含まれています。

このシャンプーの1番の特徴は、シャンプーでする「泡パック」
補修成分が含まれているので、泡立てた泡をすぐに洗い流さず、そのまま2~3分放置すること。
時間を置くのはトリートメントではよくやりますが、シャンプーでなんて珍しくないですか?
けれど、この時間置くことによって、さらにしっとり感が生まれている感じは実感しています。
ただ、このシャンプーは残念ながらネット購入はできません。
お近くのヘアサロンにお問い合わせください。

オススメ2:「わたしのきまり」

【ファンファレ公式】髪と頭皮のケアが一度にできるクリームシャンプー わたしのきまり(300g/約1ヶ月分)【SUMMER_D1808】

ちょっと変わったシャンプーとしてオススメしたいのがこの「わたしのきまり」です。
このシャンプーの1番の特徴、それは「泡立たない」です。
全く、1秒も一瞬も泡立ちません。
それだけにスッキリ感がないのがちょっと引っかかるところですが、それだけに髪のパサつきがかなり抑えられます。
しかもこのシャンプーはオールインワンタイプ。
これ1本で終わりです。
トリートメントは使いません。
何故ならコレがトリートメントだから。
そぅ、トリートメントで洗っているようなものです。
でもそれほどのべたつき感はなく、アホ毛もほぼなくなります。
よくネット上で「加工しているんじゃないか?」と思うほどツヤッツヤでスルッスル、綺麗すぎるんじゃないか?と思うくらいの髪の動画を見たことがありませんか?
それがこのシャンプーです。
広告上なので、極端すぎるかな?とも思いますが、確かにサラッサラになります。
オーガニック系の心地よい香りなので、好きな方も多いのではないでしょうか?
関連記事:クリームシャンプー【わたしのきまり】を実際に試してみた検証レビュー

オススメ3:「アヒリダヘアクレンズオフ」

【資生堂】アヒリダヘアクレンズオフ

 これだけ「界面活性剤で選んで下さい!!」と言いながら、実はこのシャンプーに使われている界面活性剤には「ラウレス硫酸Na」をはじめ「PEG-3ヤシ脂肪酸アミドMEA硫酸Na」「コカミドプロピルベタイン」など、洗浄力の強めのものが使われています。
ではなぜこのシャンプーをオススメするのか?
それは、私のようなロングヘアで髪のパサつきが気になっている人に共通して言えるのが「トリートメントのし過ぎ」です。
髪がパサつくからと言って毎日トリートメントを繰り返していませんか?
実は髪のパサつきの原因として、トリートメントのし過ぎによる「残留トリートメント」が原因の場合があります
髪の周りに流れず残ったトリートメントは、綺麗にくっついているわけではありません。
ところどころ剥がれ落ち、ザラザラ状態。
そんなトリートメントのせいで逆に髪がパサパサ、ゴワゴワ感じている場合があるんです。
その残留トリートメントをきれいに除去し「素髪」を取り戻す。
それだけでサラサラになる可能性があるんです。
私も毎日トリートメントは必須でした。
が、最初にこのシャンプーを使ってみて、髪に変化を感じたんです。
「脱!トリートメント」をして、このシャンプーだけで洗って終わりの生活を1週間続けただけで劇的変化が起こりました。
そして気が付きました。
髪にトリートメントが残留していたんだなと。
それをキレイにはがしただけで髪が驚くほどサラサラになりました。
毎日トリートメントを繰り返している人は、まずこのシャンプーを使ってみるのもいいかもしれません。

改善方法3:ドライヤー

今までも、これと言って格安のドライヤーを使っていたわけでもなく、それなりにイイモノを使っていた私ですが「使えば使うほどきれいになるドライヤー」というものを知り、切り替えました。
一言「ドライヤーでも随分変わります」

オススメドライヤー「レプロナイザー」

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関連記事:髪の悩みはコレで解決?!【リュミエリーナ レプロナイザー】の効果とは?

改善方法4:冷風

そして、最後の仕上げはコレ。
ドライヤーの最後は「冷風」でかけること。


しっかり髪を乾かすことでキューティクルを閉じ、髪にツヤを出してくれます
髪にドライヤーを当てすぎることはよくありませんが、冷風を当てすぎてよくないことはありません。
しっかり頭皮と髪を冷やしてキレイな髪を取り戻しましょう。