「早起きは3文の徳」と言いますが、早起きは髪にもいいこと盛りだくさんです。
目次
眠りの種類
睡眠には眠りの浅い「レム睡眠」と眠りの深い「ノンレム睡眠」があります
レム睡眠は睡眠中の状態のひとつで、身体は骨格筋が弛緩して休息状態にあるが、脳が活動して覚醒状態にある。レム睡眠時には視床での情報伝達が遮断され、脊髄のレベルで筋肉への情報伝達が遮断されて、運動機能が制止されている。大脳皮質は覚醒時よりもむしろ強く活動しており、運動機能を遮断しておかないと身体が寝ながらにして激しく動いてしまうことになる。ただし眼球だけが急速に運動している。レム睡眠時には脳の強い活動の反映として夢を見る
引用:Wikipedia
レム睡眠中は眼球が運動していることからもわかるように、脳は活動しているため、疲れも取れた気がしません。
朝起きて、なんの夢を見ていたかわかるようだと、しっかり睡眠を取れていなかった可能性があります。
ノンレム睡眠は一般的には「脳の眠り」と言われる。しかし筋肉の活動は休止せず、体温は少し低くなり、呼吸や脈拍は非常に穏かになってきて血圧も下がる。脳が覚醒していないため記憶されず、この間に夢をみていたかどうかは 確認が難しい。
引用:Wikipedia
一方ノンレム睡眠は脳がしっかり寝ている状態で、非常に深い眠りをさします。
髪に良い睡眠とは?
髪によいとされるのが、この「ノンレム睡眠」です
ストレスの多い現代は疲れから、この「ノンレム睡眠」がしっかり取れず髪を育てることが難しいという人も多いです。
特に22時~2時が髪の成長に大事な時間(ゴールデンタイム)と言われています。
この時間にきちんと睡眠をとっていると毛母細胞が活発に活動し、健康な髪を作ります。
よく「質より量」と言う言葉がありますが、髪の成長にとって「睡眠は量より質」です。
しっかり取れる「ノンレム睡眠」は健康な髪を育てるのに必要な時間であり、毎日夢も見ないというよう
な方は睡眠の面で非常に「質のいい睡眠」を取っていると言えるでしょう。
熟睡ポイント
睡眠サイクル(体内時計)を固定する(特に起床時刻を一定にすること)が重要です。
- 毎日起きる時刻に本物の日光(太陽の光)を浴びることで、次回に眠りに入るタイミングがセットされるように体内時計ができている(強烈な日光を浴びてからおよそ14時間後に次第に眠くなってゆくような仕組みが体内にある、ということが近年の研究で明らかにされてきている)ので、起床時に太陽の光を浴びることをあなどらず、面倒でも必ずしっかりと日光を浴びる。
引用:Wikipedia
朝起きて日光を浴びるということは、良質な眠りも手に入れられるということ。
良質な眠りは健康な髪にもつながるということ。
「早起きは3本の得」とタイトルにしましたが、3本どころではない得が得られます。
- 毎日の食事で炭水化物とたんぱく質(トリプトファン)をしっかり摂取する。トリプトファン摂取→セロトニン合成&分泌→メラトニンができる。
- 入眠ニューロンは体温の上昇によって活動が亢進するため、入眠前に入浴をすることや入眠時に寝室を暖かくすることは有効である。また睡眠にはメラトニンが関わっており、メラトニンを脳にある松果体で生成するには起床中に2500ルクス以上の光を浴びる必要がある
引用:Wikipedia
髪に大事な3つのサイクル
「トリプトファン」とは大豆製品や牛乳などに含まれているアミノ酸の一種です。
「セロトニン」とは「幸せホルモン」とも言われ、元気が出るホルモンです。
「メラトニン」とは「睡眠ホルモン」のこと。
「大豆などを摂取しトリプトファンを摂る→セロトニンで元気が出る→メラトニンでしっかり睡眠がとれる。」
どれを取るだけではダメです。
どれも取らないとダメなんです。
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いくら髪にいいからと髪の元であるタンパク質を取っても、朝の光を浴びてセロトニンを分泌し、しっかりとした睡眠を取るためにメラトニンが分泌されないと意味がありません。
この3つのサイクルがうまくいって初めて健康な生活を送れ、健康な髪も育つことができます。
よく、育毛のためには「健康的な食生活を~」とか「睡眠をしっかりとって~」とか「ストレスのない生活習慣を~」と言われますが、それはこの3つのサイクル(トリプトファン→セロトニン→メラトニン)がうまくまわって成り立ちます。
そのためには朝早起きをして、太陽の光をいっぱい浴びることが必要になってきます。
この良い流れを作る意味でも、早起きは髪に必要なことだということがわかりますよね。