髪と心の健康には【睡眠の質】を高めて治す!
目次
さまざまな脱毛症や頭皮トラブルがありますが、そのどれもが「睡眠の大切さ」を提唱しています。
それほど大切な睡眠ですが、精神的、肉体的に良質な睡眠がとれていない方も多いのではないでしょうか?
髪の健康、体の健康には「睡眠の質」を高めることが重要!
睡眠は「量」より「質」が大切です。
人間の体には「体内時計」があります。
それにより生理機能を働かせています。
「寝ても寝ても疲れがとれない」という人の原因は「睡眠の時間帯」と「眠りの深さ」にあります。
昔から太陽が上がる時間に人間は起き、そして活動し、太陽が沈むとともに眠りにつくという生活をしてきました。
それは睡眠中は体力をため込む時間であり、太陽の上昇とともに人の体は活動の準備を始めようとする生理機能が備わっているためでもあります。
しかし現代のように眠らない街や人、環境が、なかなかそのような生活を送らせてはくれませんよね。
「夜起きている分、昼間寝ればいいや」という単純なものでもありません。
朝が近づくと人の体は活動の準備を始めてしまうため、体力をため込む作業がストップしてしまうため「いくら寝ても寝ても疲れがとれない」という悪循環に陥ってしまうのです。
髪のゴールデンタイム
人には必要とされる睡眠時間は1日7時間~8時間とれるといいと言われています。
ですがそのうち、髪のためにとった方がいいという睡眠の「ゴールデンタイム」という時間帯があります。
男性、女性にかかわりません。
22時~2時が髪のゴールデンタイムと言われ、成長ホルモンが1日のうちで一番活発に分泌がされる時間帯で、体力の回復にとっても一番ピークの時間帯です。
ですがさすがにこの時間に眠りにつけられる方はなかなかいないですよね。
子供でも塾などで遅くなったり、大人でも仕事や家事などで、なかなかこの時間帯に眠りにつけられる方は少ないはずです。
例えば2時に寝て10時間寝るよりも、夜11時に寝て7時間寝た方が疲れは取れているはずですし、また22時~2時の間をまたぐ時間が長いほど、髪にとってもいいのです。
睡眠の質を高める入浴法
眠りは「自律神経」の働きと深く関係しています。
自律神経には体を活発に動かすための「交感神経」と、ゆっくり休ませるための「副交感神経」があります。
副交感神経が活発になると、体の免疫力が向上し、血流もよくなります。
昼間活発に動いているときは「交感神経」が働き、よく眠っているときは「副交感神経」が働いています。
眠りが浅い「レム睡眠」が主な眠りの人は、この交感神経と副交感神経の切り替えスイッチがうまく働いてくれず、疲ればかりが残ります。
そんな方は、朝起きてぼーっとしている時「熱めのシャワー」を浴びるのが効果的です。
交感神経が活発に動きだすため、目が覚めすっきりとできるでしょう。
逆に、夜眠りにつく前は、ぬるめのお風呂にゆっくりとつかると効果的。
副交感神経が優位にたって、リラックスした気持ちになれます。
朝は「熱めのシャワー」でしゃきっと。
夜は「温めのお風呂」でゆったりと。
それが眠りの「質」を高めるのに効果的な入浴方法です。
寝つきを良くするために
どうしても寝つきが悪い方は「酸棗仁湯(サンソウニントウ)」というナツメの実から出来ている漢方薬があります。
睡眠薬のようにすぐに眠気が出てくるわけではないようですが、飲み続けることでストレスが和らぎ眠りにつきやすくなると言われています。
2週間以上かけてゆっくりと効き目が表れるようなので、即効性はないようですが、不眠で悩まれているような方には髪のためにもおススメです。
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副作用として、体質に合わないとアレルギー反応が起きてしまう場合もあるようです。
鼻炎、咳、口内炎、下痢など。
飲み始めてあきらかにアレルギー反応が出たら、服用は中止してください。
容量、用法をよく守り、ご自分に合ったものをご自分に合った方法で試してください。
「質のよい睡眠」それをとれるようになるだけでも、「髪の質」は違ってきます。
どんな高い育毛剤より、効果は期待できます。