男性だけではなく、今は女性も薄毛で悩まれている方が多いです。
育毛剤や帽子やウィッグ・・・。
少しでもカバーできれば!
そんな切実な思いを秘められている方も多いのではないでしょうか?
「血圧を下げる薬」「利尿薬」として知られている【スピロノラクトン】が、実は薄毛改善(特に女性の薄毛、びまん性脱毛症)にも効果があるようです。
目次
【スピロノラクトン】って何?
スピロノラクトンとは、「アルドステロン(副腎から分泌されるホルモン)」が含まれている成分で、血圧降下や利尿作用、むくみの改善などの効果があります。
アルドステロンを抑えることで、男性ホルモンを抑え、女性ホルモンを増やします。
出典:Wikipedia
スピロノラクトン (spironolactone) はカリウム保持性利尿薬(抗アルドステロン薬)のひとつ。その名の通りスピロ環構造とラクトン環構造を併せ持つ。受容体とアルドステロンとの結合に拮抗することによりK+保持性の利尿作用を示す[1]。主に心不全、肝硬変性腹水、高血圧治療薬としてフロセミドやクロロチアジドと併用される。特に、アルドステロン分泌が異常亢進する原発性アルドステロン症では第一選択の治療薬である。副作用として高K+性アシドーシス、女性化乳房、皮膚発疹などが存在する。
女性ホルモン作用を併せ持つため、高血圧治療薬としては歓迎されないものであるが、これを応用して男性型の脱毛症治療薬として利用する方法がしばしば散見される。
効果・効能
高血圧症(本態性、腎性等)、心性浮腫(鬱血性心不全)、腎性浮腫、肝性浮腫、特発性浮腫、原発性アルドステロン症の診断および症状の改善、悪性腫瘍に伴う浮腫および腹水、栄養失調性浮腫
引用:Wikipedia
薄毛に有効?!
AGA(男性型脱毛症)の発症頻度は、男性が約30%。
女性のFAGA(女性男性型脱毛症)は、約10%程度と言われています。
髪が細くなる要因としてはDHT(ジヒドロテストステロン)という男性ホルモンが毛乳頭細胞(アンドロゲンレセプター)と結合することにより、脱毛因子(TGF-βトランスフォーミング増殖因子)を誘導し、毛母細胞の分裂が抑制されるため、休止期で停滞している毛包が増えてしまうということが原因です。
これにより髪の毛は軟毛になり細く短くなってしまいます。
スピロノラクトンはこの毛母細胞の分列頻度を正常化させます。
そのため休止期で停滞していた毛包が活動を再開し、再び髪の毛の成長が始まるのです。
また、薄毛と言えばDHTが髪の毛の正常なサイクルを狂わせてしまうと言われています。
一般的なAGAに有効な治療薬などは、このDHTをいかに増やさないようにするか?を考え作られています。
DHTとは男性ホルモンの「テストステロン」と酵素の「5αリダクターゼ」が結合してできるもの。
なので5αリダクターゼをテストステロンと結合させないために5αリダクターゼの働きを抑制しましょう!
という考えの元、作られています。
一方スピルノラクトンはこの考えとは別で、DHTが「毛乳頭細胞(アンドロゲンレセプター)」と結びつくのを防ぐ働きをしてくれます。
どんなにDHTが生成されたとしても、毛包と結びつくことができなければ髪の毛は守られる、という考えです。
そのため、FAGA(女性男性型脱毛症)や、今までプロペシアでは効果のなかった男性に対しても有効性を発揮する可能性があります。
海外の臨床試験と論文において6割前後の患者に脱毛予防効果や育毛効果があったと言われています
<副作用>
なんでもそうですが、一般的に販売されている薄毛治療薬に使われている成分の中にも、実はほかの目的で使われている成分の副作用に薄毛効果があった!
という、その副作用を利用して薄毛治療薬として作られているものがあります。
スピロノラクトンも、もともとは血圧を下げたり、利尿薬として使用されていたものの副作用に、女性ホルモンを増やす効果が認められ、薄毛効果もあった!ということで、現在は女性の薄毛治療薬としても利用されています。
日本国内では「アルダクトンA錠」という商品名で処方されている内服薬です。
個人輸入などでは「スピロノラクトン」や「ハイレス」などがあります。
女性だけじゃない!男性もOK!・・・ですが
このスピロノラクトンは、女性だけではなく男性の薄毛にも効果があります。
しかしなぜ、女性の薄毛に~と謳われているのかというと次のようなことがわかります。
●男性の薄毛(AGA)に悩んでいる場合、現在最も有効な治療の1つと言われている「フィナステリド」を使用できるからです。
同じように薄毛に悩んでいたとしても女性はフィナステリドの服用は禁止されています。
女性の場合ホルモンバランスを崩し、特に妊娠中の方で、もし胎児が男児だった場合、胎児の生殖器形成に異常を引き起こす可能性があると言われています。そのため、女性はこの錠剤に触ることすら禁止されているのです
このように男性にはほかにも効果的な成分の使用ができるので、あえてこの成分を使用しなくてもいいのでは?という感じですね。
●もう一方で、このスピロノラクトンによる副作用が男性にとって深刻であるということです。
「乳房腫脹」や「女性型乳房」「性欲減退」「陰萎」など、その副作用はプロペシアより強いとされています。
女性のように胸が膨らんでしまったりと女性化が強く、性欲減退により子作りに影響が出たりと男性にとってはある意味危険な成分なのです。
男女問わずどちらでも使用することはできますが、男性の場合はこのような要因から内服は禁止されています。
ミノキシジルなどに混ぜ、塗布する形で使用することができます。
また、未成年には安全が確認されておらず、使用禁止になっています。
女性にとってうれしい効果(メリット)
女性ホルモンが増えることで薄毛対策以外のうれしい効果もあります。
●胸が大きくなる。
●体毛が薄くなる。(多毛症に効果)
●皮脂が減り肌がきれいになるなど。
関連記事:【皮脂の過剰分泌】頭皮のべたつき!その原因と改善方法は?
女性にとってうれしくない効果(デメリット)
うれしい効果の反面、女性ホルモンが増えることでのデメリットや気をつけなければならない効果もあります。
●生理不順。
●不正出血(閉経後の出血)
●乳房痛。
●動悸・息切れ。
●皮膚障害(湿疹やかぶれなど)
口コミ
なかなか治らない大人ニキビの治療のために購入。飲み始めてからちょうど一ヶ月。
まだニキビはできますが、顔の皮脂が大分減り、テカりがかなり抑えられています。化粧崩れもほぼありません。若干、乾燥しているかな…ともおもいますが、肌の手触りはサラっとしています。
身体の汗の質もサラサラになった気がしますし、汗のにおいまで抑えられています。トイレは若干、近いかな…でも日常生活困るほどでもなし。
この薬はある程度の期間飲み続けることが大事みたいなので、またしばらく続けて様子をみたいと思います。
女性の育毛剤は種類が少ないので探すのが大変です。
スピロノラクトンは私に合っているようで3ヶ月で育毛の実感が湧いてきました。
いい口コミの反面、やはり副作用の口コミも。
ハイレスで赤い点々がブワーっと出てしまったことがあり、それ以来ちゃんと高価なスピロノラクトンを服用していました。
いつも買っているサイトより安くアメリカ製、なら大丈夫かなと思って購入しましたがアレルギー反応出ました(泣)
購入するには
比較的安全な薬で深刻な副作用は少ないと言われています。
が、現在男性が使用しているフェナステリドとは異なり、スピロノラクトンはFDA(医薬品などの検査、承認審査を行う米国の政府機関)から、まだ正式に育毛薬として承認されていません。
インターネットなどで購入される場合は、不安な部分が多いため自己責任のもと購入されるか、皮膚科などで医師の診断や相談のもと、処方してもらった方が安全と言えるでしょう。
【スピロノラクトン】
【ハイレス】
育毛効果もニキビ治療にも効果抜群です。トイレは近くなります、皮脂が激減して髪が太くなりますが胸がふくらみます、顔が引き締まりますしコストパフォーマンスも良いです。少し量を減らせば胸のふくらみを減らせるが、育毛効果も減ります。
髪のためにお試し購入。40代の男です。
今まで約一年半ほど、ミノタブ+デュタスだけで治療をしていましたが、M字部分は細い産毛しか生えていませんでした。
また物凄い脂性で、夜洗髪しても朝にはベッタリで朝シャンも必須、ずっと悩んでいました。ただ薄々、髪の発毛が思わしく無いのは脂性が原因じゃないかと感じており、男性ホルモン過剰によるものでは無いかと推測していました。こんな中、偶然にもこちらの商品を見つけてミノタブ+デュタス+ハイレスの組み合わせにしたところ、翌日には効果が出て、現在飲み始めて二週間ほどになりますが、脂性は殆んど解消。
M字部分の産毛もそのまま太く、成長を始めて黒々としてきました。
私には合っている様ですので、このまま様子を見ながら服用を続けていきたいと思います。すっかり虜です(笑)
引用元:オオサカ堂