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カラーチェンジ!黒染めした黒を素早く落とすには?!【脱染剤】

「1日だけどうしても黒髪にしなければいけなくて…」

「黒く染めすぎてしまって…」

「今のカラーをすぐに変えたい!!」

そんなカラーチェンジの悩みは多いですが、実はカラーチェンジをするのはそぅ簡単なものではありません。

「黒染めした黒が抜けなくて」とか

「赤みがどうしても残ってしまって、次やりたいカラーに支障がある」

そんな方におススメのものをご紹介します。

目次

ブリーチ(脱色)

【あす楽】ホワイトブリーチ 髪を ホワイト にすることを目標にした 強力 ブリーチ剤 カラーバター やマニックパニック エンシェールズ などの前処理にも 通販【ブリーチ】1/12更新♪

感想(672件)

「黒く染めてしまった髪を明るくしたくて、明るいカラーをしたけど染まらなかった」
そんな方がよくされるのが「ブリーチ」です。
しかしブリーチは髪の傷みが激しい!
実は着色したカラーをきれいに落としにくいことに加え、髪本来が持っているメラニン色素も分解してしまうためです。
髪必要以上に明るくなりやすく、そしてまたなりにくい。
そのためまだらになりやすいのが、この黒染め後のブリーチで、あまりおススメはできません。
では「髪に入れてしまった色素だけを抜くことはできないの?」と、思われるかもしれませんが、それは…
「できます!」
あります。
あるんですっ!
どんなものかと言うと…
それが【脱染剤】と言われているものです。

アシッドカラーオフ

「アシッドカラーオフ」にはアルカリは入っていません。
酸性の脱染剤です。
パウダー状の「過硫酸アンモン」という物質が入っています。
この過硫酸アンモンは水に溶かすと酸化剤として働きますが、髪自体のメラニンへの脱色は起こりません。
強いアルカリ性に傾いた場合のみ脱色が起こります。
そのため髪に負担をかけず、色素のみを抜くのに最適のものだと言えます。

エルコスアシッドカラーオフ


出典:ヘアークリニック髪風船

<使用方法>
「アシッドカラーオフ+過酸化水素水6%=1:3」
もしくは、より傷みが気になる場合は
「アシッドカラーオフ+過酸化水素水3%=1:3」
を良く混ぜ、髪に塗布して15分~20分程度放置して流します。
過酸化水素水とはヘアカラーの2剤に使われているものです。
そのため別購入が必要になります。

「過酸化水素水」3%

ビューティーエクスペリエンス モルトベーネ スロウ オキシ 3% / 1000mL 【 ヘアカラー アルカリ性カラー オキシ(過酸化水素水) 】

※ヘアマニキュアを落としたい場合は最低30分程度放置してから流します。
※ヘナやヘアカラートリートメント(カラーバターなど)の脱染に向いていない場合もあります。

<口コミ>
●ニオイはきついですが2度洗いすればすっかり臭わなくなりました。
●美容室でもどうにもならないと言われたくらいカラーが綺麗明るくなりました。
●黒染めで染まり過ぎてしまい購入したのですが、ダメージもなく元の茶色に戻せて感激です。
●ブリーチヘアにマニキュアで様々な色を入れ、ブリーチを2回したけど最後に入れた赤がどうしてもしつこく残っていました。
たっぷり塗って常温で40分、完全に赤みは消えませんでしたが、かなり元のブロンドに戻せました!
●毎日滅入っていたのですが、救われました。
など、臭いがキツイという口コミが多いようですが、綺麗に色を抜くことができたという方が多いです。

「エルコスアシッドイレイザー」

【1-2日発送/エルコス】 アシッドイレイザー (100ml×2) ヘアカラーサポート

これも、髪に残った染料のみを落とすため脱染剤です。

アシッドカラーオフ同様、アルカリを使わない酸性タイプ、そしてさらに過酸化水素を使用しないため、ダメージもなく脱染できます。
アシッドイレイザーは還元により重合した色素を分解して無色化します。
アシッドカラーオフと違い、過酸化水素も使わない、よりダメージも少なく済むまさに理想の脱染剤と思われますが、一つ欠点があります。
それは分解された色素の元が髪の中に残留してしまうため、また酸化してしまうと再び発色をしてしまうと言うことです。
それはどういうことかと言うと、次回カラーチェンジする際、ヘアカラーの2剤である過酸化水素を使う酸化染料は使えないと言うことです。
普通に自然酸化だけだとしても約2週間ほどで暗く戻りやすくなってしまうのです。
そのため使用後のカラーチェンジはヘアマニキュアやカラーバターなどの2剤を使わないようなタイプではないと色戻りしてしまいます。

「レブロン レブロニッシモカラーリムーバー」

REVLON レブロン レブロニッシモ カラーリムーバー 1剤 100ml 2剤100ml

こちらは、一般的にネットなどで簡単に手に入るもので、カラーを落としたいという人の多くがこの商品を使われている方が多いです。

アルカリや過酸化水素を使用していないため、髪に優しいですが、やはり酸化するため色戻りがあるとの口コミも多いです。
<口コミ>
●色はそこそこ抜けましたが、再度染めなおした時に思った色になりませんでした。
●毛先側はかなり染料が残っていました。
●色は8割落ちましたが、髪の毛からなんとも言えない異臭が…。
●例えで表すとしたら便の臭い。
かなり臭いはきついようですが、洗ってしまえばそれほど臭わないようなので染めている間だけの我慢ですね。
お手軽にあまり傷めず色を抜きたい場合などには最適なものだと言えます。

このように脱染剤は大きく分けて2種類あります。

●色素を抜くタイプ

<メリット>髪に入れた染料はある程度しっかり抜ける
<デメリット>髪に負担がかかってしまう。

●無色化させるタイプ

<メリット>髪に負担をかけず染料を無色化する
<デメリット>色戻りしやすく、カラーチェンジする際、次に使うヘアカラー剤に制限が出てしまう。

ヘアカラーは人により様々なので、使用用途に合わせた脱染剤を選びましょう。
次回カラーチェンジをすぐにしたい場合などは、アシッドカラーオフの使用をおススメします。