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思春期の若ハゲは睡眠不足が原因だった?!【睡眠と薄毛の関係とは】

近年、薄毛で悩んでいる男子中高生はもとより、女子中高生も非常に多くなって来ています。

そんな思春期の若ハゲの原因は多々ありますが、その中でも特に重要な「睡眠」に焦点を当て、薄毛との関係をご紹介していきます。

睡眠の量は3タイプに分かれている?!

カリフォルニア大学の研究によると、人それぞれ、必要とする睡眠の時間は遺伝子によって決まっていて次の3タイプに分別されていると言われています。

① ショートスリーパー(ナポレオンやトーマスエジソンなど)

1日3~4時間の睡眠で元気になる人

② ロングスリーパー(アインシュタインなど)

1日10時間前後眠らないと元気にならない人

③ ミドルスリーパー(全人口の約80%)

1日7~8時間の睡眠で元気になる人

大多数の人はミドルスリーパーと言われていますが、訓練によっては必要十分な睡眠時間を6時間程度にまで圧縮できるとも言われています。

要するに人により必要な睡眠時間は違うと言うこと。

薄毛を気にして「睡眠はいっぱいとっている」と言う方も多いですが、長く眠ればいいというわけではなく、自分がどのタイプなのかを見極め、適切な睡眠時間を確保することが必要なのです。

睡眠のゴールデンタイム

髪のため、体の回復のためを思ったら、「22時~2時」の間に深い眠りについているかどうかで決まります。

22時~2時というのは髪や体にとっての「ゴールデンタイム」とも呼ばれ、成長ホルモンが盛んに分泌される時間帯なのです。

成長ホルモンとは、傷ついた細胞を修復し、疲労を回復してくれる効果もある大事なホルモンです。

よく早寝早起きは美容にもいいと言われているのはこのゴールデンタイムをうまく活かしているためです。

健康的な髪のため頭皮や毛根、毛母細胞の修復だけでなく、髪への栄養を運ぶために必要な毛細血管や神経細胞の修復にも効果があるのです。

睡眠不足になりがちな人には

夜型でどうしても夜のゴールデンタイムには眠りたくない人はともかく、眠りたくても眠れない人もいます。

日常的にストレスを抱えていたりする場合、不眠になりやすく質のよい睡眠がとりにくいという悩みを抱えている人も少なくありません。

そのような人は、体内に「セロトニン」という物質を溜めるといいと言われています。

セロトニンは別名「幸せホルモン」とも呼ばれ、ストレスをコントロールし、不安を取り除いてくれる神経伝達物質です。

質の良い睡眠を取るためになくてはならないものです。

このセロトニンを作り出すには次のような方法があります。

① 朝10時までに日光を20~30分浴びる

② 散歩や階段昇降、スクワットなどの軽い運動をする

③ 鶏肉や青魚、卵、豆乳や納豆などの大豆製品、乳製品などに含まれるトリプトファンを摂取する

④ 「笑う」「泣く」などの感情豊かな表現をする

⑤ 便通を良くする

このような方法でセロトニンは増やすことができます。

特に有効なのは、朝食にイワシやサバなどの青魚を食べることです。

青魚に含まれているDHAやEPAといった良質の脂には、体内時計をリセットしてくれる効果があると言われています。

光効果を用いて、夜は暗く、朝はカーテンを開け明るい光を浴びて、散歩などの軽い運動をし、焼き魚にみそ汁と言った朝食を摂ると生活リズムも整い、健康的な体、そして健康的な髪がよみがえってくるはずです。

スマホの見過ぎに注意!

特に寝る前2時間以内はブルーライトを浴びない方がいいと言われています。

液晶画面から出るブルーライトには、人間の活動性を高める効果があり、脳が昼間だと肝違いしやすくなってしまうため、できるだけ眠りにつく2時間前当たりからTVやスマホ、PCなどを見ないようにしましょう。

スマホの見過ぎは目の酷使にもつながり、目の周り、特に顔周りの筋肉を緊張させ、頭皮への血流を悪くさせます。

M字で悩まれている方は特に気を付けるように心がけてください。

寝る1時間前にお風呂に入って温まるのも、入眠を促すのに効果的です。

入浴後、体温のほてりがおさまってくるタイミングに合わせてベッドに入ると、自然と眠気が訪れます。

左右の目の大きさが違いませんか?

人間は目の酷使により、どうしても効き目を多く使いがちです。

スマホやPCの見過ぎにより左右どちらかの効き目の方が大きくなり、どちらかが小さくなっていきます。

大きい方の目をつぶったり抑えたりして隠し、小さい方の目で見る訓練をしてみてください。

次第に小さかった目が大きくなってきます。

このように目の左右の大きさの違いは、目の酷使していることの現れでもあるため、自覚したらよく目を休めるように心がけてみてください。

睡眠中は目を休められます。

電子レンジで温めた蒸しタオルや、ドラッグストアなどで購入できるホットアイマスクなどで目元を温めると眼精疲労は軽減されます。

これにより目の周りの筋肉を緩め血流を良くすることで頭皮に栄養が運ばれやすくなります。

 

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睡眠が足りないとストレスも増える

睡眠とストレスは反比例しています。

睡眠が足りないとストレスは増え、睡眠が足りているとストレスの減少に繋がります。
思春期の薄毛というとまずホルモンの影響やストレスなどが考えられますが、基本的な「睡眠」「食事」「運動」この3つがきちんととれているかいないかでホルモンバランスも崩れやすくなってくる可能性があります。

「育毛剤は高いし使うのはまだ早いかな?」

「専門のクリニックに行きにくいな」

そんな思春期の薄毛で悩まれている方は、まずは基本の睡眠をしっかりとることで薄毛改善対策をしましょう。

「眠れない」→「ストレスが溜まる」→「薄毛になる」→「ストレスが溜まる」→「眠れない」
と、この悪循環は睡眠不足解消で断ち切りましょう。