マスクで口が臭い?【隠れドライマウス】は薄毛の原因にも?
こんにちは
マスクによる肌荒れってよく聞きますが
隠れドライマウスになっている人も多いようです。
鼻呼吸ではなく口呼吸が増えることで唾液の量が減り
口臭や虫歯の原因になったり、酷い場合、舌の痛みや味覚障害などになる場合もあるようですよ。
自分では気がつきにくい口臭予防。
周りから「臭い」と思われる前に早急の対処が必要です。
目次
ドライマウス予防には
✅夜寝る時もマスクをする
✅加湿器をおく
✅ガムを噛む
✅口腔内マッサージ
✅口臭サプリ
などの他、唾液の分泌を盛んにする顔のツボもあります。
唾液の分泌を盛んにするツボ
唾液の分泌を促すには「唾液腺マッサージ」をするといいです。
「唾液腺マッサージ」とは
🍀耳下腺(じかせん)
🍀顎下腺(がっかせん)
🍀舌下腺(ぜっかせん)
と呼ばれる唾液の出やすいツボを刺激することで唾液の分泌を促します。
⚪︎耳下腺は親指以外の4指を頬に当て、上の奥歯付近を後ろから前に向かって回すようにマッサージ。
⚪︎顎下腺は親指を立て、顎下の骨の内側の柔らかい部分を耳の下から顎下まで上に押していきます。
⚪︎舌下腺は両手の親指をそろえ、顎の真下から舌を押し上げるように上に押し込みます。
口臭の原因は臭玉?!
口臭の改善が一向に見られない!
という方は口を開き喉の奥を見てみてください。
左右の扁桃腺に白い膿状の塊がついていませんか?
これは、免疫物質が細菌やウイルスと戦い、それらの死骸が陰窩という扁桃腺のくぼみに溜まったものです。
無理に剥がそうとしたり指で潰すと、もの凄い臭いを放つことから「臭玉(臭だま)」と呼ばれています。
通常は食べ物を食べたり飲んだりする際に自然と剥がれ落ちることが多いため、気が付かないことも多いのですが
今のようにマスクを常時つけているような場合、口呼吸になることが多く、ドライマウスになっていたり
花粉症や扁桃炎になりやすい方なども、この「臭玉」と呼ばれる「膿栓」ができやすいです。
口臭は薄毛の始まり?!
ドライマウスは口の中の唾液分泌量が減ってしまうということです。
昔から「牛に頭を舐めさせると薄毛が直る」などと言われていたように
唾液には髪の成長と深く関係する成長因子「IGF-1」を増加させる働きがあります。
そのため唾液分泌量が減ってしまうと髪の成長を妨げることに繋がります。
唾液には「シアル酸」と呼ばれる知覚神経を刺激する物質が含まれており、その刺激によりIGF-1が増加する仕組みになっているのです。
髪やお肌に違和感を持たれた方、まずは喉の奥を見て白いものが付着していないか確認してみましょう。
「臭玉」は耳鼻咽喉科で取れる?!
自力で綿棒やシャワーを直接当てるなど自己処置を試みる方も多いですが、耳鼻咽喉科で取ってくれます。
器具を直接患部に当て、吸引して頂けます。
仕上げにイソジンなどで消毒をします。
臭玉が大きい場合は吸引さえしてしまえば大丈夫ですが、小さい場合まだ体内が細菌と闘っている場合が多いため、抗生物質などが処方されます。
たかが口臭、されど口臭。
薄毛にまで繋がる恐れがあるので、気づいたら、なるべく早めに対処しましょう。