女性の薄毛【牽引(けんいん)性脱毛症】
目次
牽引(けんいん)性脱毛症という言葉を聞いたことがありますか?
牽引=引っ張ること。
その名の通り、女性特有の髪を結んだりエクステを付けるなど、髪を引っ張ることで負荷がかかり、脱毛してしまうという症状のことです。
牽引性脱毛症の原因とは?!
いつも同じ場所で分けている
いつも同じ場所で分けていると分け目がテカっていたり、広がっている気がしたり…。
別の場所で分けるようにしても、またいつもと同じ場所に戻ってしまう。
そんなこと感じたことはありませんか?
俗に言われている「分け目ハゲ」も牽引性脱毛症の1つです。
いつも同じところで結んでいる
「小さい頃からバレエを習っていて」
「いつもポニーテールで」
「いつもお団子で」
など、いつも同じ場所や高い位置での1つ結びはすべての髪に対する負荷が大きく、引っ張られることで頭皮への重さや負担は相当かかっています。
ブラッシングをよくしている
髪が長かったり、傷んでいたりすると、ブラッシングの際余計引っかかって髪に負担がかかります。
髪をかき上げることが癖になっていたり、三つ編みやカチューシャなども髪や頭皮への負担が大きくなります。
顔のたるみを引っ張っている
年齢と共に下がってくる頬。
ほうれい線が気になって引っ張って上げている方も、常に同じような場所への負荷がかかっています。
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髪を引っ張られている状態が続くと、頭皮に血流障害が起こったり、切れ毛の原因になるなど髪への負担は計り知れません。
いずれ脱毛症へとつながってしまう前に「髪が弱くなってきた」「薄くなってきた」など感じてきたら、早めの処置が必要です。
あの有名モデルも牽引性脱毛症に!
有名なところではモデルのナオミキャンベルさんが牽引性脱毛症になったと話題になりました。
原因はエクステによるもののようです。
出典:https://matome.naver.jp/odai/2135746466497693401
生え際の部分が大幅に髪がないのがわかります。
特にエクステンションは、髪数本に対してつけるので、1本1本へかかる負担はかなり大きく、常に引っ張られている状態です。
大抵長い髪を付けることが多く、そのため余計髪への負荷は大きいです。
頭皮は常によく洗えない状態なのでシャンプーや整髪料なども残りやすく、そのため雑菌も増えやすいので痒みも出やすく脱毛へとつながりやすいのです。
牽引性脱毛症は治るの?
牽引性脱毛症は遺伝からくるものではありません。
ホルモンバランスも関係ありません。
髪への負荷をかけなければいずれ治ってきます。
髪を短く切る、なるべく髪への負荷がかからないヘアスタイルにするなど髪型チェンジで改善されてきます。
血流改善のための頭皮マッサージや育毛剤も効果的です。
※育毛剤には女性が使用してはいけないものや、原因の違う遺伝性のもののために開発されたものなど、さまざまなものがあります。
種類や使用法を間違えないように注意が必要です。