頭皮に小さいニキビ?!【マラセチア毛包炎】原因と対処法とは?

頭皮や首筋に赤い湿疹。

ニキビのようなものができてかゆい!

もしかするとそれは、ニキビではなく「マラセチア毛包炎」かもしれません。

【マラセチア毛包炎】とは?


出典:ニキペディア

その名の通り「マラセチア菌」という皮膚常在菌が原因しています。

ニキビと言えばアクネ菌ですが、その全部がアクネ菌によってできるわけではありません。

主に体にできるニキビはマラセチア菌によって引き起こされます。

マラセチア菌は、もともと存在している菌(カビの一種)で、通常はいたとしても何の問題もありません。

ある意味、皮脂を分解してくれ肌に潤いをもたらせたり、皮膚を保護してくれるものなので、この菌がいてくれるお陰で助かっています。

しかし必要以上に増殖してしまうとかゆみや炎症を起こしてしまいます。

皮膚が赤くなり、光沢のあるニキビよりも小さな吹き出物ができます。

軽いかゆみが起きますが、ひどくなると痛みも感じるような強烈なかゆみが起きます。

発疹の先端に膿ができることもあるため、ニキビと非常に似ていて間違えやすいです。

「マラセチア菌」とは?

癜風菌(でんぷうきん)の一種で、皮膚の角質に留まり活動をしている表在性真菌というカビの一種です。
皮脂を食べて生きています。

そのため皮脂が過剰に分泌されるとマラセチア菌が増え、逆にマラセチア菌が増えると皮脂が増えるという共存状態になります。

皮膚を乾燥や刺激から守るために必要な菌でもありますが、このように増殖してしまうと炎症やかゆみを引き起こしてしまうのです。

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マラセチア菌の種類

●マラセチア・ダーマティス

●マラセチア・シンポディアリス

●マラセチア・グロボーサ

●マラセチア・ファーファ

●マラセチア・レストリクタ

この5種類が存在しています。

このうちマラセチア・ファーファは毛穴に侵入すると体の免疫機能が異物とみなしとみなし攻撃をするため、炎症を発生させてしまうという性質を持っています。

マラセチア菌が増殖する原因とは?

●皮脂の分泌過剰

髪をあまり洗わない方や、湯シャンの必要もないのに湯シャンを実行されている方などは皮脂の分泌量が多くなってしまいます。

●頭皮の蒸れ

自然乾燥されている方や、体温の高い方、汗をかきやすい方などは頭皮が蒸れやすいです。

シャンプー後は必ずドライヤーをかけ、まだ体のほてっている場合は頭皮に冷風を当て、頭皮のほてりを冷ますと共に水分を飛ばしましょう。

●洗浄力の強いシャンプーの使用

一般的にラウリル硫酸や、ラウレス硫酸などの洗浄力の強いシャンプーを使用していると、必要以上に皮脂を落とし過ぎてしまうという可能性があります。

皮脂を落とし過ぎてしまった頭皮は、逆にそれを補おうと過剰分泌になってしまう可能性があります。

マラセチア菌が増えるとなぜ炎症が起きるの?

●体の免疫機能がこの増殖してしまったマラセチア菌を異物とみなして攻撃してしまい、炎症を起こしてしまう。

●マラセチア菌が皮脂を吸収することで分解され、脂肪酸になります。

そしてその脂肪酸を別の菌が栄養源として分解されることで肌が潤い皮膚を保護してくれています。

しかしマラセチア菌が異常繁殖してしまうと、脂肪酸を分解する菌がおいつかなくなり、分解されない脂肪酸が酸化して肌に激しい炎症を起こしてしまうのです。

頭皮で増殖すると脂漏性皮膚炎を引き起こす可能性があります。

あまりにも治りにくく長引く場合や炎症のひどい場合は早めの皮膚科受診をおススメします。

このような症状があったらカビを疑いましょう

●頭皮のかゆみ

●頭皮の臭い

●頭皮のフケ

●頭皮の赤み

●頭皮のべたつき

などこれらの症状があてはまったら、カビが増殖している可能性があります。

また、それが原因で脂漏性皮膚炎や頭皮白癬、マラセチア毛包炎などの症状に発展しているかもしれません。

ひどくなってしまうと、脂漏性脱毛症も発症してしまう恐れがあります。

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マラセチア毛包炎はうつる?

一言でいうと全く関係がありません。

このような皮膚炎になった場合、他人にうつるかどうかを気にされる方がいますが、元々マラセチア毛包炎の原因菌であるマラセチア菌は誰もが持ち合わせている皮膚常在菌の1つです。

そのためうつる、うつらないは関係ありません。

※ただし、マラセチア毛包炎の症状が出ている方は、逆に言えばマラセチア菌が増えているということになります。

健康の皮膚の方には問題ありませんが、皮膚のバリア機能が弱っている方や体調不良の方などとのタオルの共有などは十分注意が必要です。

アトピー性皮膚炎とも関係がある?

アトピーの原因は未だ解明はされていません。

ですが、その可能性の1つにマラセチア菌が関係しているという説があります。

マラセチア菌が皮脂を分解する時に分泌乙されるタンパク質にヒスタミンが多く含まれているため、それが汗に溶けて皮膚に入り込むことでアレルギー反応を引き起こすと言うことが証明されています。

マラセチア毛包炎の治療法は?

一番いいのは皮膚科に行き、検査を受けることです。

一見ニキビにも見えるマラセチア毛包炎は、検査を受けてみないとニキビなのか、マラセチア毛包炎なのかのはっきりとした判断がつきません。

皮膚科で検査を受けたうえで適切な処置をするのが一番です。

自宅での対処法とは?

●シャンプーは抗真菌薬配合のものを使用する。

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感想(34件)

●首筋や髪の生え際など洗い残しや流し残しがあると出来やすいためよく流す。

●ヘアケア剤などをつけている人はそれらもよく洗い流すように毛先までシャンプーをきちんとする。

●マラセチア菌がいるのは頭皮だけではありません。

皮膚もそうですが髪の毛にも付着しています。

長い髪をおろしていれば首筋などはこれ以上ないうほどのカビの住処です。

暑い夏の時期や湿度の多い時期髪を結ぶなど、髪が皮膚に触れないように、また通気性をよくすることが必要です。

●市販薬で対処する。

【ロート製薬】【メディクイックH】頭皮ノメディカルシャンプー200ML 医薬部外品 フケ・かゆみを防ぐメディカルシャンプー ノンシリコン ( 4987241137046 )

・イミダゾール系の外用薬(真菌が原因に水虫などに効く薬)

・ミコナゾール硫酸塩(抗真菌薬として効果を発揮する成分のこと)

内服、外用薬、フケ防止用シャンプーにまで幅広く配合されています。

白癬菌・カンジダ菌・癜風菌・脂漏性皮膚炎などに効果があります。

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