薄毛は【頭蓋骨】が原因だった!?薄毛と骨の意外な関係とは?
薄毛対策には大抵育毛剤の利用や頭皮マッサージ、とにかく血行をよくするために運動をした方がいい、髪にいい食事など、さまざまな対策があります。
色々な原因から薄毛につながっているので、何が効き、何が効かないのかは人それぞれですが、毎日頭皮マッサージをしているのに一向に薄毛の改善が見られないという方は頭蓋骨の歪みや広がりが原因かもしれません。
目次
M字、O型、A型、U型…薄毛には種類がある?!
M、O、A、U型とはそれぞれ髪の薄くなって行き方を表し、その型を見立ててそう呼んでいます。
大抵どの型もⅡ型5αリダクターゼの分泌が多いと言われている頭頂部の薄毛を差し、AGAと呼ばれる男性型脱毛症が主な原因と言われていますが、それ以外にも要因があります。
よく鉢が張っている頭の形の方がいます。
横が張っているので、ヘアスタイルがうまく決まらなかったり、サイドのボリュームがすぐ出てきて困るなんていう方がいますよね?
そのような形の頭の方は、頭頂部の皮膚が引き伸ばされているため、頭頂部から薄くなっていく、いわゆるO型と呼ばれる薄毛になる人が多いです。
出典:http://ikumo22.exblog.jp/
頭の横が張っていることにより、横を通っている「浅側頭動脈前頭枝」という動脈を圧迫し、頭皮への栄養分を送り届けづらくなり、薄毛へとつながっていきます。
浅側頭動脈前頭枝(せんそくとうどうみゃくぜんとうし)は頭頸部の動脈の一つ。曲がりくねりながら、前上方の前頭骨へと向かい、同部の筋肉や外皮、頭蓋骨膜に栄養を供給し、眼窩上動脈や前頭動脈と吻合する。
引用:Wikipedia
また、逆に頭頂部がとんがっている頭の形の方は、生え際が引き伸ばされるため、前髪の生え際から薄くなっていく、いわゆるM型と呼ばれる薄毛になる人が多いです。
前頭骨の歪みなどにより、血流圧迫や、左右でのM字の進行具合に差が生じるなど、頭蓋骨と薄毛との関係は全くないわけではありません。
A型やU型も同様の理由があてはまります。
頭蓋骨が歪んだり広がったりってするの?
頭蓋骨はもともと1つの骨でできているわけではありません。
23個の骨が組み合わさって出来ています。
それぞれの骨には隙間があり、ごくごくわずかにではありますが動いている状態です。
頭蓋骨が歪みズレが生じると、頭皮は引っ張られた状態になり、血行が悪くなり髪への栄養もうまくいきわたらなくなってしまいます。
また頭蓋骨だけではなく、頚椎など首の骨のズレなどの影響でも頭皮への血流不足は発生します。
頭皮が固くなっているからと、いくら頭皮マッサージをしても、その根本の頭蓋骨が歪んだり、肥大していたりすれば改善は難しいでしょう。
頭蓋骨の歪みって自分で治せるの?
よくセルフでの頭蓋骨矯正なども取り上げられてはいますが、根本の骨を動かすことはまず不可能です。
顔の筋肉を動かして、表情筋の矯正や、頭皮のマッサージをして血行がよくなるようにすることはできますし、あごの骨の動かし方に気を付けたり自分で動かせる部位などはできますが、ざすがに頭蓋骨は動かせません。
また、いつも同じ方の歯で噛む癖があったり、頬杖をつく癖、いつも同じ方向に向いて寝る癖など、習慣になってしまっている癖があります。
そうした癖はより一層ズレの原因になり、そしてまた、薄毛の原因にもなってしまいます。
カイロプラクティックや、接骨医などで「頭蓋骨矯正」というものをしてくれるところがあります。
頭蓋骨の中には大事な脳や血管など生きていく上で重要なものが入っています。
勝手な自己判断でむやみに圧迫したりすると危険です。
できれば専門医に行き、適切な処置をしてもらいましょう。
また頭蓋骨矯正は顔の歪みにも関係してきます。
「あごがずれてきた」
「顔が大きくなってきた」
など、気になる顔の歪みも一緒に診てもらえば、薄毛だけでなく小顔効果にもつながります。