薄毛には塩?【塩シャンプーで髪は増える?!】塩の効果と方法とは?
「サーファーにはハゲがいない」
そんな話を聞いたことはありませんか?
あれだけ炎天下にいながら、確かに「サーファーで薄毛」って…あまり見たことないような?
塩水と頭皮の関係について調べてみました!
目次
「塩シャンプー」って何?!
先日、こんな本を見かけました。
「湯シャン」+「塩」でカンタン!塩シャンプーで髪が増えた!
著:ケアソルト代表 渡辺 新
監修:白金ビューティフルエイジングクリニック 山口 麻子
塩シャンプーで髪が増えた! 「湯シャン」+「塩」でカンタン!/渡辺新/山口麻子【1000円以上送料無料】
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近年やたら「湯シャン」が流行っているようですが、この「塩シャン」は湯シャンに塩を足したものです。
でも「塩」を頭皮に?!
あんまり考えたこともなかったし、なんだか痛そう…。
この筆者の渡辺新さんも薄毛で悩み、あらゆる手段を試されたそうですが、この「塩シャン」で実際に毛が増えたというから驚きです!
では、この塩って頭皮にはどのような作用があるのでしょうか?
「塩」が頭皮に及ぼす作用とは?
「塩」と聞いて思い浮かべるのは、まず料理じゃないですかね?
大抵キュウリの塩もみなんかに使われていますよね?
キュウリに塩を揉みこむとどうなるか?
・・・中の水分が出てきますよね?
と、言うことは髪や頭皮の水分も失われるのでは?
と、思いがちですが、実はこの塩療法は、アトピー性皮膚炎の治療などにも使われています。
脂漏性皮膚炎などの皮脂の過剰分泌によるものには、いかにも効きそうですが、皮膚がデリケートになっているアトピー性皮膚炎などにも「塩」は効果があるのです。
また、塩の入った温泉の効果には、末梢血管の血流改善・冷え性・肩こり・腰痛・痔・抜け毛が減るなどの効果があると言われています。
よく塩サウナに入ると体がつるっつるになるのを感じたことはありませんか?
塩には余分な角質を取ってくれる作用もあるのです。
「塩シャンプー」のやり方
① 髪と頭皮を十分に濡らす
② 塩を手で溶かしながら頭皮に擦り込む
③ 頭皮をマッサージして5分ほど浸透させる
④ よくすすぐ
髪を先に濡らすのは、頭皮や髪の汚れや皮脂をさきにある程度洗い流すためです。
でも、それでも頭皮にかゆみが出ることがあります。
それは、普通のシャンプーの界面活性剤に比べ、塩はそれほど強い洗浄力があるわけではありません。
そのため今までは洗い流されてきた角質が残りやすくなってしまいます。
するとフケやかゆみが出始めてしまいます。
そうならないために必要なのは、ただ塩で頭皮をマッサージして流すだけでなく、洗う前に頭皮と髪をブラッシングしておくことです。
そもそもフケってなんで出るかわかりますか?
フケとは?
頭皮はその他の皮膚同様、28日周期の新陳代謝で常に新しい皮膚へと生まれ変わっています。
だから傷ができても治っていきますし、たとえ油性マジックで皮膚に書いてもいずれ消えていきますよね?
それは、石鹸で洗っているからだけでなく、このような新陳代謝で目に見えないフケや垢となって剥がれ落ち、新しい皮膚へと生まれ変わっているからです。
もちろん、ゴシゴシこすってしまうと、必要以上に角質層を削ってしまい不完全な角質層しか形成されなくなってしまいます。
するとどうなるのか?
皮膚のバリア機能が低下し、肌荒れや乾燥を引き起こしてしまうのです。
10代なら20日、20代だと28日周期の新陳代謝も30代だと40日、40代だと55日と、年齢を重ねることで遅くなります。
このように角質は取り過ぎてもよくないですが、取らな過ぎてもまた頭皮にとって良くない作用を及ぼしてしまいます。
「塩シャン」のデメリット
「かゆみ」「切れ毛」
上記のようにかゆみを招いてしまう場合もありますが、その他に髪が長い人や髪の傷みがひどい人には、切れ毛が増えてしまう場合があります。
塩に含まれる硫酸マグネシウムや硫酸カルシウムなどにより、髪がアルカリ性に傾いてしまいます。
髪はアルカリ性に傾くとキューティクルも開き、ダメージを追ってしまいます。
もちろん塩がついている間の一時的になので、その後よくすすげば中性に戻りますし、よほど気になるようなら毛先にクエン酸をお湯に溶かして塗っても中和されるため切れ毛は少なくなります。
「ニオイ」
普通のシャンプーをした後は、大抵どのシャンプーもほんのり匂いがついているため「いい匂い」に包まれると思います。
ですが、当然と言えば当然ですが「塩シャン」にはいい香りはついてはいません。
むしろ、頭皮の皮脂が浮きたち洗っている最中は皮脂臭いかもしれません。
しかしシャンプーの香りに慣れている現代人にとって、香りがないのは、たとえ臭くないとしても気になるものではないですか?
どうしても気になる場合はヘアコロンやローズウォーターなど天然の香りづけをされるといいと思います。
どんな「塩」でもいいの?
まずはこちらを参考にご覧ください↓
関連記事:薄毛対策!【天然塩】でミネラル補給!アトピー対策にも
普段私達が使っている「塩」
実はこの塩にはミネラルが含まれていないというのはご存じですか?
明治時代、日露戦争の資金調達のために「塩」は専売制になり、昭和に入ってから専売公社が設立されたために、それまであった「塩田」がすべて廃止されてしまいました。
「本当の塩は販売してはならない」という塩専売法まであったようです。
1997年にその制度が廃止されましたが、イオン交換膜による製塩法が生まれ、昔ながらの製法ではなく、今の「塩(塩化ナトリウム)」が広く普及されました。
このイオン交換法では、海に含まれる豊富なミネラルが取れず、アレルギーという言葉が出始めたのもこのころからという説があります。
化学塩には不純物が含まれています。
それが体内に蓄積されてしまうことで、高血圧やアトピー性皮膚炎の原因にもなると言われています。
天然のモノは塩化ナトリウムの量が少なく、その分マグネシウムやカリウム、その他のミネラルを多く含んでいるため、なめてみるとわかりますが、味がまろやかになっています。
天然塩はマグネシウムやカルシウム、鉄、亜鉛、銅、モリブデン、セレンなどのミネラルがたっぷりと含まれた海水に近い塩です。
アトピー性皮膚炎の治療で使用する「塩風呂」には普通の塩ではなく、こういった天然塩が使用されています。
アトピーの方の肌が乾燥しているのは、うまく汗を体外に出せないためと言われています。
なので「塩風呂」を実践すると、汗がうまく体外に出せないため、皮膚内に留まり、逆に皮膚が赤くなってしまったり、しみて痛くなってしまったりするようですが、続けていくうちにうまく発汗できるようになってくるとそのようなことが少なくなっていくと言われています。
お肌が弱い方やアトピー性皮膚炎の方は「塩シャン」をすると、こういった赤みやしみるなどの症状が出てくるかもしれませんが、継続してうまく発汗ができるようになっていくとこのような症状は出なくなってくると思われます。
ミネラルと髪の関係
アトピー性皮膚炎の方の毛髪中にはミネラルが少ないと言われています。
髪は体の排泄器官で、体の不要なものや毒素がを出す器官と言われていますが、毛髪中にこれらの量が少ないということは、生体維持に率先して使われてしまっているということで、髪の毛にまで回ってこないのだということがわかります。
天然塩に含まれている「カルシウム」「カリウム」「セレン」「モリブデン」などは薄毛対策としても非常に効果があると言われているミネラルです。
亜鉛は脱毛の原因(5αリダクターゼ)を抑制してくれる薄毛対策としても必要なミネラルですし、カルシウムは髪の毛を作り出したり、白髪にも影響のあるものです。
カルシウム不足は白髪の原因とも言われています。
加齢やホルモンバランスの乱れなどにより、吸収率も減少すると言われており、ミネラル不足=抜け毛の原因とも言われています。
特にアトピー性皮膚炎の方は体の内や外から不足しがちなミネラルを補給する必要があります。
このことからもわかるように、塩化ナトリウム99%という普通の塩ではミネラルが含まれていないので、できるだけ「塩シャン」をされる時は天然のミネラルをたっぷり含んだ「天然塩」を使いましょう。
オススメの「天然塩」
「ぬちまーす」
沖縄の海水100%で作られている天然塩です。
粒子が細かいので、非常に溶けやすく「塩シャン」におススメな塩です。
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「天日海塩(てんぴかいえん)」
この天日海塩は、昔ながらの製法「天日干し」で作られた塩です。
海水の成分をそのまま生かす研究をして造られたものなので安心して使用できます。
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