簡単頭皮マッサージ【頭皮かっさ】で美肌&美髪を手に入れる!!
「刮痧(かっさ)」という言葉をご存じでしょうか?
「かっさマッサージ」とは中国の伝統的民間療法でかつてはあの西太后も顔のマッサージに使っていたと言われています。
「かっさ」とはその際使用する道具のことで、皮膚をこすって経絡の流れをスムーズにすることで身体をめぐる気、血、水を整えていきます。
目次
かっさとは?
かっさ板には様々な形のものがあり、翡翠や碧玉、天然石、水牛の角などで出来ています。
このようなかっさ板は温めたり冷ましたりして使え、手ではわかりにくい小さなコリや滞りがわかったり、また手が疲れないという利点があります。
全身に使えますが、その箇所により使いやすい形や、そのかっさ板の部位により使い分けることができます。
また、わざわざ購入しなくても、ラーメンを食べる時に使う陶器製の「レンゲ」でも代用ができます。
髪と血の関係
こんなお悩みはありませんか?
●髪が細くなってきた(貧血傾向)
●若ハゲ(食生活の偏りや脂肪の取り過ぎ)
●若白髪(カルシウム不足)
●くせ毛(髪の栄養障害、血液不足)
●フケが出る(貧血傾向、水分不足、体に老廃物が溜まっている)
●枝毛や切れ毛が多い(貧血傾向)
など、このような悩みがある場合、もしかするとそれは血液のめぐりが悪くなっているもかもしれません。
これらはすべて血液に関係があります。
昔から髪は「血余(けつよ)」と言い、血液の一部(余ったもの)であると考えられてきました。
貧血などで血液が不足したり、血液が汚れている、流れが滞っているというようなことがあると、体の末端である髪の毛にまで血液をまわす余裕がなくなるため、髪は貧弱になってしまい髪質も低下してしまうのです。
頭皮かっさとは?
よく髪の悩みで検索をすると「頭皮マッサージをしましょう」と出てくると思います。
しかし頭皮マッサージと言ってもどうやってマッサージをすればいいのか?
何分くらいすればいいのか?
毎日するのは面倒…。
なんていうことはありませんか?
このかっさを用いれば、手の力は不要なので疲れにくく、またツボがわからなくても経絡を刺激する方法なので、ラインさえとれればOKです。
経絡上にツボがあるので簡単にツボを刺激することができます。
また、頭皮だけでなく、頭皮の筋肉をほぐすことで顔の筋肉もほぐれ、リフティング効果や小顔効果など、アンチエイジング効果も期待できるのです。
またかっさは血の流れだけでなく、気(生命エネルギー)や水(細胞間液やリンパ液などの体の水分)も流すことができ、うまく排泄できるようにすることで体の不調も整えることができます。
頭皮かっさのやり方
頭皮かっさは毎日やってもOKです。
基本的に頭皮の場合、髪の毛が潤滑剤の役割をしてくれるので特に何もつけなくても大丈夫ですが、かっさをすることで巡りが良くなるので薄毛や
細毛で悩まれている方は育毛剤や頭皮用美容液を使った方がより効果的です。
シャンプー後育毛剤をつけた後、かっさを使って頭皮をこするだけ。
これだけです。
片手でOKなので簡単にできます。
ハリやコシのある髪へと導く頭皮用美容液
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① 耳下から肩の骨が出ているところまで左右5回ずつかっさ板の側面を使い流す。
② かっさ板の先端を使い、髪の生え際から後頭部に向かって頭の中心をほぐす。
③ 左右3等分ずつにわけ、それぞれ生え際から後頭部に向かいほぐしていく。
④ かっさ板の先端を使い、頭の中心を含め左右3等分ずつにわけたライン上を3cm程度の幅でギザギザ進ませる。
⑤ かっさ板の広い面を使い頭の中心と左右3等分ずつにわけたライン上を流す。
髪のパサつきは「血虚」のせい?
東洋医学で「血虚(けっきょ)」と言われている血の滞りが原因とされているものがあります。
多くの病気はこの血虚が原因と言われており、さらにその血虚はストレスや偏食、運動不足などが原因とされています。
●髪にツヤがない
●髪がパサつく
●抜け毛が多い
●乾燥肌
●貧血
●顔色が悪い
などの症状があります。
このような方にはぶどうやプルーン、ブルーベリー、ごま、ほうれん草、にんじん、イカ、牡蠣、サバ、サケなどを使った食事がおススメです。
髪の健康は身体の健康とも言えます。
切れ毛や枝毛、抜け毛が増えてきた、ヘアスタイルがまとまりにくくなってきた、髪がパサつくなど、髪質の低下を感じ始めたら、シャンプーやスタイリング剤を変えたりパーマや縮毛矯正でごまかすのではなく、自分の生活習慣を見直し、頭皮かっさで血や気、水がうまく流れるようにし本来の自分の持っている髪の美しさを手に入れましょう。