髪型【ワンブロック】【ツーブロック】【スリーブロック】の違いとは?
ワンブロックって何?ツーブロックと何が違うの?スリーブロックって?
ヘアスタイルの疑問をご紹介します。
目次
【ワンブロック】って何?
ワンブロック(ワンブロ)とは、素の状態の髪型を指す。
全体の長さがほぼ同じ状態。
左右どちらか片方を刈上げた髪型を指すこともある。
但し、ツーブロックと呼ばれる場合もある。出典:ウィキペディア
これだけじゃわかりにくいという方に詳しくご紹介します。
1:「素の状態」
「素の状態」とは、ツーブロックのように段差をつけない状態のことを指します。
ツーブロックというと短い刈上げ部分の上から髪をかぶせていますよね?
つまり「頭をブロック(パーツ)で分けていると2つに分かれている」という状態になります。
このツーブロックはあくまで2つに分けているということが前提なので、どこでその範囲を分けようと、2つに分ければツーブロックになります。
1ブロックごとに長さを変えているため、ツーブロックと呼ばれますが、その「ブロック分けをしていない髪型のこと」が、いわゆる【ワンブロック】ということになります。
しかしWikipediaには「但し、ツーブロックと呼ばれる場合もある。」というように書かれています。
これはどのようなことかと言うと
2:ツーブロック=ワンブロック?
なぜ「ツーブロックと呼ばれる場合もある」と書かれているかというと
「片側だけツーブロックにした髪型」=「ワンブロック」
という状態のことを指しています。
↑このようなヘアスタイルのことですね。
出典:Yahoo!知恵袋
一時山下智久さんもやっていました。
よく「そのようなスタイルはワンブロックとは呼ばない」という方も多いですが、巷では1:「素の状態」の解釈よりも、このような解釈でとらえられていることが多いので、こちらの方が常識になっていくと思います。
そもそも昔は「ツーブロック」という言葉もなく、日本では1980年代に巷に広まり、今や一般的な常識としてツーブロックが認知されているだけで、ヘアスタイル用語というのは日々新しい言葉が生まれ、それが一般的に広まっていくので、みんなが思っていることが常識へと変化していきます。
「新語・流行語」と一緒ですね。
【スリーブロック】とは?
「スリーブロック」も、新しくできた言葉です。
スリーブロックとはその名の通り、ツーブロック同様「頭を3つにブロック分けしたヘアスタイルのこと」です。
ツーブロックにさらにもう1段加えた状態のことですね。
「素の状態」である【ワンブロック】は、1mm➡2mm➡3mmと繋がっていくのに対し【ツーブロック】は1mm➡5mmと、いきなり段差が生じるスタイルを指しますが【スリーブロック】は1mm➡3mm➡6mmと、段階を踏んで3段に分かれているヘアスタイルです。
このミリ数の変化は様々なので1mm➡6mm➡12mmでも同じく「スリーブロック」と言います。
また、同じミリ数だけ変化があるスタイルというわけでもなく、1mm➡10mm➡15mmと、変化のバリエーションは幅広いです。
【スリーブロック】という呼び名は、元KAT-TUNの赤西仁さんが試したことで話題になり広まっていったようですが、一般人がすると一見奇抜にも見えるため、社会人の場合、年代や価値観の違いで偏見を持たれないよう注意が必要です。
美容院で通じる?
ツーブロックはいまや常識的な言葉になりつつありますが「ワンブロック」「スリーブロック」いまだその定義がハッキリしているわけではありません。
そもそも美容用語として習ったりするわけでもなく、巷で生まれた「新語」です。
そのため当然、それを知っている美容師さんもいれば知らない美容師さんもいるわけで、その言葉の理解としても美容的見解から違う認識でとらえている場合も多いです。
もし、これから「ワンブロック」や「スリーブロック」にしようと思っている方は、実際になりたい画像を美容院に持って行き、説明された方が失敗がないと思います。