シャンプーすればするほど臭いが取れない!【頭皮のニオイ】の改善方法とは?

「頭皮のニオイが取れない~!!」
と、悩まれている方は非常に多いです。
「1日何度もシャンプーしているのに」
「ヘッドスパや皮膚科に行っても治らない!」
そんな頭皮のニオイでお悩みの人に是非試して頂きたい方法があります。

目次

取れないニオイの原因は?

通常「頭皮が臭い!」というと原因は2つあります。
1つは「皮脂」
もう1つは「シャンプーのし過ぎ」です。
皮脂が頭皮にいつまでも残っていると酸化し、過酸化脂質に変化してしまいます。
この過酸化脂質を頭皮にいる常在菌が食べてしまうと「ノネナール」という加齢臭の原因になってしまうのです。
「だから何度もシャンプーしているのに、それでもニオイが取れない!」
と、いう方も実は非常に多いです。
しかし頭皮にはある程度皮脂が必要です。
シャンプーのし過ぎによって皮脂を必要以上に取ってしまうと、頭皮は「皮脂が足りていない」と誤解し、余計皮脂の分泌を盛んにしてしまうのです。

このような方が「湯シャンをするようにしたらニオイがマシになった」とおっしゃることがあります。
それは、どうしてか?
普通で考えたら、シャンプーを使わずお湯だけで洗っていると、皮脂がずっと溜まった状態で、頭皮はべたべた。
フケやかゆみも出てくるために、余計臭いそうなものですよね?
でも「マシになった」
ということから考えられることは1つです。

それは「気にし過ぎ」です。

精神面がニオイの原因に?!

「ストレス」というのは、自覚がない方がほとんどです。
「ニオイが取れない」ことがいつの間にかストレスに変わっていませんか?
最初は髪が長くて洗ったり乾かしたりするのが面倒で、シャンプーすることがいつの間にか心の負担になっていたり。
周りから「臭い!」と言われる⇒シャンプーを余計にしたり、皮膚科に通ったり、美容院でヘッドスパをしたり…と、あらゆる努力をする。
それでも一向にニオイが取れない!!
さらなる心の負担が増えていることに気づいていない。

実は、そんな精神面が「ニオイの原因」になっていることがあるんです。

「頭皮のニオイ」その対処法は?

「疲れていたら、休んでください。」
1日くらいシャンプーしなくてもニオイが強まることはありません。
●疲れをとる
●睡眠をしっかりとる
●飲酒やタバコを控える
●ストレス改善を心がける
と、実はこのような「心と体を休める」ことが改善に繋がる可能性があります。

「頭皮のニオイ」には実は病気が隠れている?!

「何をしても何年も頭皮が臭くて…」
という方は、実は疲労により「腎臓」の機能が低下していることがあります
腎臓はアンモニアをろ過する働きをしていますが、正常に機能していない場合、アンモニアを分解できなくなり、通常は尿として排出されるものが汗としてアンモニア臭を発生させることがあります。
「冬なんだから汗なんてかかないし」
なんて思いがちですが、実は目に見えていないだけで、冬でも汗はかきますし、プールなどで泳いでいる時も水中なのでわかりませんが、汗は出ているんですよ。

また、激しい運動などをした際、乳酸が筋肉に溜まってしまうことで、それを体外に排出するために汗に乳酸が混じり、アンモニア臭を発生させるというような場合もあります。
これらは、疲れなどによって肝機能や消化機能が低下していることが原因と言われています。
疲れを十分に取り、それでもニオイが消えない場合は一度病院を受診し、臓器検査などをされてみてはいかがでしょうか?

「それでもどうしてもニオイが取れない」という場合は?

「クエン酸」を摂取しましょう。

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 クエン酸には消臭効果があります。
クエン酸を摂取していると、肝臓の働きが良くなり、汗にアンモニアが含まれなくなるため、頭皮のニオイ予防に繋がる可能性があります。
「クエン酸」とは、レモンやグレープフルーツ、キウイ、梅などに多く含まれている成分です。
人間の体には「クエン酸回路」という、エネルギーを生産するものがあります。
これは、1937年にドイツのハンス・クレブス博士によって解明され、1953年にはこの研究でノーベル医学生理学賞を授与されています。

「クエン酸回路」とは?

食事で摂取した栄養素は、オキサロ酢酸と結合し、その後様々な代謝を経て「クエン酸」になります。
そのクエン酸は、cis-アコニット酸、イソクエン酸、アルファケトルグルタル酸、コハク酸、フマル酸、リンゴ酸、オキサロ酸、そしてまたクエン酸へと変化していきます。
そして、その量は徐々に減っていきます。
減った分はエネルギーや二酸化炭素、尿や汗などの水分となり燃えていきます。
このようにして「体を動かすエネルギー」は生産されます。

「クエン酸回路」をスムーズに循環させるには?

クエン酸回路がうまく循環しないと、体の中には焦性ブドウ酸や乳酸が溜まっていき、これらが溜まると肩こりや頭痛などの体調不良の他、加齢臭や頭皮のニオイなどの体臭を引き起こします。
体内の乳酸が増えると汗の中の乳酸の濃度も上がり、アンモニアの量も増加してしまうのです。
では「クエン酸回路」をスムーズに循環させるにはどうすれば良いか?
というと「クエン酸」を摂取するのが1番効果的な方法と言えます。

クエン酸の効果

クエン酸を摂取することで、クエン酸回路を正常化し、体のエネルギーをうまくまわすことができます。
その結果、疲労回復の他、殺菌作用や消臭効果をもたらすため加齢臭や頭皮のニオイ改善にも繋がります。
また、肝臓病の予防や改善、血流改善、認知症の予防の他、体内のデトックス効果にも繋がります。

クエン酸の1日の摂取量

目安としては1日2~5gの摂取量が適量とされています。
レモン1個=クエン酸4~5g。
ミカンだと4個。
梅干しだと8個分になります。
さすがに毎日そんなに摂取できないですよね。
逆に塩分の取り過ぎが気になってしまいそうです。
そのような場合は、やはりサプリメントやドリンク剤の摂取がいいのではないでしょうか?

※クエン酸は1度に大量に摂取しても効果はあまり変わりません。
毎日こまめに適量ずつ摂取することが大切です。

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 クエン酸を摂取する際、ビタミンB群を一緒に摂取するとクエン酸回路を正常に作動させる効果があると言われています。

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「何をやっても頭皮のニオイが取れない!」
それが何年も続いているようでしたら、このようなことも視野に入れ、体調管理に気をつけながら、肉体的にも精神的にもゆったりとしたストレスのない生活を心がけましょう。

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