乾癬をもっと知ろう！【世界乾癬デー】髪を切りに行くのをためらわないで！

１０月２９日は「世界乾癬（かんせん）デー」というのはご存じですか？
あまり聞いたことのない方も多いと思いますが、現在この「乾癬」を患っていらっしゃる方は日本で４０～５０万人もの方がいると言われています。
乾癬という病気を全く知らない方や、現在治療中の方にも是非知って欲しい乾癬についてのアレコレをご紹介したいと思います。

1 乾癬（かんせん）とは？
2 世界乾癬デー
3 治療法はあるの？

乾癬（かんせん）とは？

まず「乾癬」がどのような病気か簡単に言うと「皮膚の病気」です。
基本的には痛みもかゆみも伴わないような軽度の「尋常性乾癬」の方が多いようですが、人によりかゆみや痛みが出たり、膿を持った「膿疱性乾癬」や関節の痛みを伴う「関節性乾癬」の3種類があります。
その症状はというと、頭皮からは細かいフケや赤みが…手足はもとより身体中に頭皮と同じような赤い斑点やフケのようにボロボロと剥がれ落ちる白いうろこ状のカサブタができます。
その見た目から、周りに感染するのではないかと誤解されることも多く、それにより精神的ストレスを増やす方も多いようです。
※注意※カンセンという病名ですが、決して感染するわけではありません！！

症状は皮膚に現れますが、遺伝や免疫バランスの異常、ストレスなどが原因で起こると言われています。

最近ではモデルの道端アンジェリカさんもSNSで乾癬だと言うことを公表して話題になりました。

世界乾癬デー

毎年10月29日には「世界乾癬デー」というイベントが行われています。
2019年は乾癬についての理解が世間に広まるようにと、人気漫画家の清水茜先生のご協力の元「はたらく細胞　乾癬編」が無料公開されています！

出典：乾癬パートナーズ

「はたらく細胞」とは、赤血球や白血球などをキャラクターとして擬人化させ、体のメカニズムをわかりやすく解説している漫画（アニメ）です。
この「はたらく細胞　乾癬編」では乾癬について詳しく紹介していて、アニメなのでこれまで乾癬について全く知らなかったような方にもわかりやすくなっています。

治療法はあるの？

病院に行くと、塗り薬（ステロイド剤やビタミンD3外用薬など）や、飲み薬、光線療法、注射剤などその人に合わせた治療法を相談に乗っていただけます。
その他市販の物などでも改善に効果があった！という声を多く聞くものをご紹介します。

松ヤニ石鹸

[海外直送品] グランパパインタールソープ 120g

昔から「松ヤニ療法」という皮膚治療がありました。
松ヤニは細胞を活性化し、新陳代謝を促してくれる効果があると言われています。
実際に乾癬に効果があった！というレビューも多く
「赤みが落ち着いた」
「肌がキレイになりまさかのツルツルに」
「冬場でも洗った後、しっとり感がある」
「使い始めて2週間で患部の熱っぽさが治まった」
などなど。
関連記事：尋常性乾癬で長引くかゆみやフケの悩みは【松ヤニ石鹸】で解消！！

ストレス解消！

乾癬は、とにかくストレスが大きな原因とされています。
「ストレスを無くすこと」これが改善への第1歩です。

ビタミンD

皮膚を日光に当てるとビタミンDが生成され、皮膚トラブルの改善に役立ちます。
その他にも免疫力増強やガン予防、糖尿病予防、筋力アップ、カルシウムの吸収を助ける役割などもしています。
乾癬にかかってしまったら、どんどん外に出て、日の光を浴びるよう心がけてください。

ビオチン療法

ビオチンとはビタミンB群に分類される水溶性のビタミンの1種でビタミンHとも呼ばれています。
肌や髪に深く関係していて、ビオチンは血流を改善して皮膚を強くしたり、抜け毛予防、白髪予防に役立つビタミンです。
乾癬をはじめ、掌蹠膿疱症やアトピー皮膚炎、脂漏性湿疹、小児湿疹などのアレルギー緩和にも役立ちます。
喫煙、アルコール、乳製品、生卵の白身などの取り過ぎやストレスなどで腸内細菌に異常をきたした時などにビオチンは欠乏するため、控えると良いでしょう。
ビオチン療法とは、ビオチンの他、ビタミンC、ミヤリサン（整腸剤）を一緒に服用するという療法になります。

関連記事：【頭皮乾癬】なかなか治らない全身のかゆみや赤みの改善方法は？