冷たい女は髪がキレイ?!【冷風ケア】活用法
「冷たい女」と言っても冷酷な女性ということではありません。
「髪が冷たい女」です。
毎日髪はドライヤーの熱やアイロンの熱など、熱さを与えられ続け、悲鳴をあげています。
「パサつくから」「髪が広がるから」という理由で、さらにまたアイロンをかける。
その繰り返しじゃありませんか?
何をやっても傷んでパサついてしまう髪に、まったく逆のケアで少しでも改善してみませんか?
その名も「冷風ケア」(勝手に名づけました)
|
目次
「冷風ケア」って?
ドライヤーには冷風機能がついているのを知っていますか?
ドライヤーの値段はさまざまですが、安い高いに関わらず、たいていのドライヤーには「cool」という冷風機能がついています。
値段が高いものは「温風」と「冷風」を繰り返す機能がついていたりと、髪にとって適切な機能がついています。
が、安いものでも「cool」機能はついているので、手元調節でやれば同じことです。
髪の悩みでよくあるのが、「寝ぐせ」です。
どんなによく乾かしても、朝になったらまた寝ぐせがついている~!
なんていう方がよくいます。
そもそもなんで寝ぐせがついてしまうのか?
それは「乾かし不足」と「寝汗」が主な原因です。
髪には、内部に水分が入ると結合が切れ、乾くとつながるという「水素結合」というものがあるのをご存じですか?
きっと知らなくても、知っていると思います。
寝ぐせを直すとき、髪を水で濡らしていませんか?
そうすると直るということを身をもって知っていますよね。
なので、髪に少しでも水分が残っていたり、寝ている間に汗をかいていると、そこがまた乾きそのままの形がついてしまうのです。
なので、右を向いて寝る方は右側に寝ぐせがつきやすいというのもこのためです。
頭をどこにもつけずに寝ることってできないですもんね。
感想(6173件) |
ここで「冷風ケア」1ポイントアドバイス!
シャンプー後、まず「温風」でいつものようによく乾かしてください。
「よし!乾いた。水分もなくなったな」と思うちょっと前くらいで「冷風」に切り替えてみてください。
傷んでいる髪はキューティクルが開き、水分を保てません。
寝ている間の湿気などとても吸い込みやすく、寝ぐせがつきやすい状態です。
冷風を当てることにより、キューティクルを引き締め、それにより外からの水分を吸い込みにくくし、ツヤも出します。
毛先の傷んでいる部分には洗い流さないトリートメントなどをつけてから冷風ケアするとより効果的です。
さらに「冷風ケア」2ポイント目アドバイス!
昔から、「お風呂上りに水をかぶるといい!」と言われていますが、これはなぜだと思いますか?
温まった体は血管が拡張して血流もよくなり、一度冷水を浴びることで血管が収縮します。
すると、収縮した血管はもとに戻ろうとして、さらに血流がよくなるという仕組みです。
ダイエットして食事制限するとさらに食べたくなるというのと同じです(ちょっと違いますね)
ですが、お風呂上りに冷水を浴びるというのはかなり勇気がいりますよね。
なので簡単、ドライヤーで「冷風ケア」です。
(当てすぎは注意です)
頭皮も血液が流れています。
髪はその血液から栄養分をもらいながら育っている状態です。
血流が悪くなると、髪も痩せていき、悪化すると抜けてしまう場合もあります。
なのでお風呂上り、または洗髪後、頭皮がキレイな状態で頭皮に冷風をしばらく当ててみてください。
頭皮の毛穴は体温を奪われないように収縮し、毛穴は引き締まります。
そして先ほどの仕組みのように血流もよくなります。
抜け毛の防止や育毛にもつながり、髪の根元から毛先まで使える「冷風ケア」は毎日のお手入れに簡単に取り込めるのではないでしょうか?
体調を考慮し、体の調子のいい時にお試しください。