乾燥したフケやかゆみ、痛み、抜け毛【頭皮アトピー】
目次
頭皮のフケやかゆみ。
主に乾燥しているフケが頭皮アトピーの特徴です。
細かくパラパラ落ちてくるようなフケだと疑いアリ!
出典:http://atopishasin2012.blogspot.com/2013/11/blog-p…
頭皮アトピーの原因は?
主に「アレルギー」が原因です。
先天性のものとしては「遺伝」で幼少期からアトピー性皮膚炎の人もいると思います。
が、後天性のものとしては「ストレス」や「洗浄力の強いシャンプーなどの使用をし続けることによる皮膚のバリア機能の低下」などで頭皮アトピーになってしまう人もいます。
頭皮アトピーは現代病とも言われ、この20年で約7倍に増加。
ジャンクフードなどの普及による食生活の悪化や、これまた同じく現代病の「ストレス」や「環境汚染」などが原因です。
それらの原因により、頭皮のバリア機能が弱くなり、刺激に対して敏感に反応してしまう。
皮膚が薄くなり、内側にある水分が蒸発しやすいため、乾燥しやすく、その結果フケが出たり、フケが原因で常在菌が増加し、かゆみや炎症がおきてしまいます。
同じような症状には皮脂欠乏症(乾皮症)という症状があります。
アトピー素因を持っている人は皮脂欠乏症になりやすいです。
関連記事 皮脂欠乏症(乾皮症)~フケ、かゆみ、痛み
本当に頭皮アトピーなのか?
同じような症状に、パーマ液やヘアカラー剤でのかぶれだったり、育毛剤の使用による頭皮のかぶれの場合もあります。
まずは心当たりがないか、自分自身によく問いかけ、本当に頭皮アトピーなのか?見極める必要があります。
原因の違いにより、改善方法も違います。
まずは何が原因で今、フケやかゆみ、あるいは脱毛といった症状が出ているのか?
よく考えてみてください。
シャンプーの種類と正しいシャンプー方法
今お使いのシャンプー剤はどのようなものですか?
まずはシャンプー剤の裏面をよく見てください。
関連記事:ひこう性脱毛症
そこに「ラウレス硫酸」や「ラウリル硫酸」などと書かれているものは一般的に高級アルコール系と言われ、洗浄力の高いものです。
「フケ」と書かれているとつい手に取りがちですが、洗浄力の強いシャンプーはおススメできません。
フケを取ろうとする行為は、逆にフケを増やしてしまいます。
シャンプーの洗浄力の強いものから「石油系」>「オレフィン系」>「石鹸系」>「アミノ酸系」と、大きく分けるとこの4タイプに分かれます。
先に述べた高級アルコール系=石油系のシャンプーです。
石鹸シャンプーというと、聞こえはマイルドなイメージですが、洗浄力は強いです。
一番良いのはアミノ酸系シャンプーですが、一言でアミノ酸と言っても石油系を混ぜているものも多いため、できるだけアミノ酸以外の洗浄成分を使っていないものがよいです。
シャンプーの方法
温度は低めで。
「湯シャン」(お湯のみで汚れを落とし、シャンプーなどは使用しない方法)を試してみてもいいでしょう。
かゆみが出てきたら、頭皮に優しいシャンプーで。
使用回数を減らすのも効果的です。
かゆいからと言って、爪を立てたりゴシゴシこすってはいけません。
優しくいたわるように洗ってみてください。
【注意】ステロイド剤の使用
皮膚科に行くとスチブロンローションなどのステロイド剤を処方されます。
ステロイド剤は刺激の弱い軟膏タイプ→クリームタイプ→刺激の強いローションタイプと、種類が分かれています。
軟膏に比べ、ローションは液体なので浸透力も高いのですが、逆に刺激も強いため、しみやすくなります。
頭皮は皮膚よりステロイド剤を吸収しやすいため、「ステロイド皮膚炎」になる恐れがあります。
これが、かえってかゆみの原因になっているかもしれません。
ですので、ローションタイプのステロイド剤を使用する時は要注意です!
関連記事:ステロイド剤の間違った処方でなる!【ケルスストクソウ】
食事のバランスに気をつけましょう
野菜を中心の食生活を心がけましょう。
ナッツ類や海藻類も頭皮にはいい食材です。
特にビタミンB群の摂取が必要です。
食事で摂りづらいようでしたら、サプリメントの服用をおススメします。
ビタミンB6はセラミドの生成に役立ちます。
頭皮のケア
頭皮の保湿すをすることをおススメします。
頭皮がしっとりしますよ。
【送料無料】サラヴィオ化粧品 M-1 薬用育毛ローション (M1ミスト) 200ml ※医薬部外品薬用育毛剤 価格:7,488円 |